次世代フィギュアBlokees(ブロッキーズ)とは?種類や買い方を徹底解説!

フィギュア初心者ガイド

Blokees(ブロッキーズ)とは?:ホビー界の黒船

**Blokees(布鲁可/ブルケ)**は、中国の玩具メーカーが展開する「アクションフィギュア型ブロック玩具」のブランドです。

かつて、中国の玩具といえば「安かろう悪かろう」というイメージを持たれていた時期もありました。しかし、近年の「チャイナ・トイ」の進化は凄まじく、Blokeesはその筆頭株と言えます。

従来のブロック玩具との違い

一般的なブロック玩具(LEGOなど)は、ドット状の突起を組み合わせて形を作りますが、Blokeesは**「可動フレーム」に「外装パーツ」をパチパチとはめ込んでいく**という、プラモデルに近い構造をしています。

  • 接着剤不要、ニッパー不要: 指だけでパーツをランナーから外せる「タッチゲート」方式を採用(シリーズによる)。
  • 圧倒的な可動域: 完成後はフルアクションフィギュアとして、自在なポージングが可能。
  • サイズ感: デスクに飾りやすい10cm〜15cm前後のサイズが主流。

なぜ今、Blokeesが世界中で支持されているのか?

人気の理由は、単に「組み立てが楽しい」だけではありません。コレクターの所有欲を刺激する巧みな戦略が隠されています。

① 圧倒的な「版権(ライセンス)」の強さ

Blokeesが短期間でシェアを拡大できた最大の要因は、世界的に有名なIP(知的財産)との強力な提携です。

  • トランスフォーマー(Transformers)
  • ウルトラマン(Ultraman)
  • マーベル(MARVEL)
  • NARUTO -ナルト-
  • ディズニー

特に『トランスフォーマー』や『ウルトラマン』のシリーズは、劇中のプロポーションを崩すことなく、ブロック玩具らしいアレンジを加えた絶妙な造形でファンを唸らせています。

② 「ブラインドボックス」というギャンブル性

Blokeesのメイン商品群は、中身が見えないブラインドボックス形式で販売されています。 1箱数百円〜千円程度という手頃な価格設定ながら、中には**「シークレット(レア個体)」**が混入されており、これが大人たちの収集癖を激しく刺激します。SNSでの開封動画(Unboxing)との相性も抜群です。

③ 驚異的なコストパフォーマンス

同等のクオリティを誇る日本のアクションフィギュア(S.H.Figuartsなど)を購入しようとすれば、1体8,000円〜15,000円ほどかかるのが今の相場です。 しかし、Blokeesは組み立ての手間をユーザーが負担する分、1,000円〜3,000円程度で驚くほどハイクオリティなフィギュアが手に入ります。


主要シリーズ徹底ガイド

Blokeesには、大きく分けて3つのグレードが存在します。自分の好みに合ったものを選びましょう。

■ クラシック・シリーズ(Classic Class)

最もポピュラーな、ブラインドボックス形式のシリーズです。

  • 特徴: 全高約10cm程度。パーツ数が少なく、5分〜10分で完成。
  • 魅力: 種類が豊富で、複数並べた時の統一感が素晴らしい。
  • ターゲット: 初心者、デスクに並べたい人、多々買い(複数購入)を楽しみたい人。

■ シャイニング・シリーズ(Shining Class)

クラシック・シリーズよりも少し豪華な仕様。

  • 特徴: メタリック塗装やクリアパーツ、さらにはLED発光ギミックを搭載しているモデルもあります。
  • 魅力: ブラインドボックスでありながら、引き当てた時の満足度が極めて高い。

■ アクション・エディション(Action Edition)

ブラインド形式ではなく、中身がわかる個別パッケージ版。

  • 特徴: サイズが15cm以上と大きく、パーツ分割もより細密。ガンプラのHG(ハイグレード)に近い満足感。
  • 魅力: 武器パーツが豊富。可動箇所も多く、本格的なディスプレイを楽しめる。

カテゴリ別:注目すべきラインナップ

【トランスフォーマー】

Blokeesを一躍有名にしたシリーズです。 映画『ビースト覚醒』や、懐かしの『G1(初代)』デザインなど、世代を超えたラインナップが魅力。変形ギミックをあえて排し、**「劇中通りのポージングができること」**に特化しているため、プロポーションが崩れていないのが最大の特徴です。

【ウルトラマン】

中国でのウルトラマン人気は凄まじく、Blokeesからも膨大な数のヒーローと怪獣がリリースされています。 特に「光る」ギミックとの相性が良く、カラータイマーや目が発光するモデルは、特撮ファンなら思わず声が出るほどの完成度です。

【アイアンマン / マーベル】

アイアンマンの各マークを揃えることが可能。メカニカルなデザインはBlokeesのブロック構造と非常に相性が良く、複数並べると劇中の「ホール・オブ・アーマー」を再現できます。


組み立てのコツと注意点

Blokeesをより楽しむためのアドバイスです。

  • 関節の硬さをチェック: 中国製トイ全般に言えることですが、個体差により関節が非常に硬い、あるいは緩い場合があります。硬すぎる場合は、軸を少しヤスリで削るか、シリコンスプレーを少量塗布するとスムーズになります。
  • シールの貼り付け: 付属のシールは非常に小さいものが多いです。ピンセットを用意しておくと、仕上がりの美しさが一段上がります。
  • パーツの紛失に注意: タッチゲート式で手で外せますが、勢い余って小さなパーツが飛んでいくことがあります。トレイの上で作業するのがおすすめです。

購入方法:日本から手に入れるには?

現在、日本国内でもBlokeesの知名度は急上昇しており、入手経路が増えています。

  1. 国内ホビーショップ: 秋葉原などの実店舗や、あみあみ、ホビーサーチなどの大手ECサイト。
  2. Amazon: 公式ストアや並行輸入品が出品されています(偽物や極端な高値には注意)。
  3. アリエクスプレス(AliExpress): 本場中国から直接購入。安価ですが、箱が潰れて届く可能性や到着までの日数を考慮する必要があります。

まとめ:Blokeesは「大人のための最高の暇つぶし」

Blokees(ブロッキーズ)の魅力は、「つくる喜び」と「飾る喜び」を、非常に低いハードルで提供していることにあります。

プラモデルを作る時間や気力はないけれど、自分の手で組み上げたフィギュアをかっこよく飾りたい。そんな現代人のニーズに、Blokeesは見事に合致しました。

一度手に取れば、そのパーツの精度の高さと、ガシガシ動かせる頑丈さに驚くはずです。まずは自分の好きなキャラクターがラインナップされているシリーズを、1箱つまんでみることから始めてみてはいかがでしょうか?