ついに“チームの盾”がやってきた!
ファンタスティック・フォーのメンバーを揃えていくなかで、正直いちばん迷ったのがザ・シングでした。
「デカくて場所を取りそう」「岩肌の造形がちゃんとできているのか不安」「他のメンバーと並べたときにサイズ感が合うのか」——購入前にいろいろ調べたのですが、実際に手にした人のリアルな声がなかなか見つからなくて困った記憶があります。
この記事では、実際に購入・所有しているtoranが、購入前に気になっていた疑問を中心に徹底レビューします。同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。
ザ・シング(ベン・グリム)とは?
MCU版『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』に登場するベン・グリム/ザ・シングは、宇宙線を浴びて全身が岩石化したチームの盾役です。圧倒的な怪力と頑丈な岩の体を持ちながら、内面には繊細さと優しさを秘めているというギャップが、このキャラクターの最大の魅力。MCUでは俳優エバン・ニール(Ebon Moss-Bachrach)が演じており、コミック版とは少し異なる解釈で描かれるのも見どころです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャラクター名 | ザ・シング(ベン・グリム) |
| シリーズ | ファンタスティック・フォー(ファースト・ステップ) |
| スケール | 6インチ(約15cm) |
| 付属品 | 交換用ハンドパーツ |

開封時の第一印象——「思ったよりデカい」が正直なところ
箱から取り出した瞬間、まず驚くのはボリューム感です。
同シリーズのMr.ファンタスティックやヒューマン・トーチと並べてみると、頭ひとつ分以上背が高く、横幅もかなり違う。スケールは同じ6インチ表記ですが、ザ・シングは上半身のボリュームが圧倒的で、棚に並べたときの存在感が別次元です。
購入前は「6インチなら同じサイズだろう」と思っていましたが、実際にはチームの中でもひと際大きく感じます。これはキャラクターの体格をしっかり再現している証拠でもあり、並べたときのバランスがむしろ絶妙でした。
造形レビュー:岩肌のディテールはここまで来たか

岩のひび割れが1つひとつ違う
このフィギュアを買って最初に棚に置いたとき、思わず近づいて岩肌をじっくり眺めてしまいました。
全身を覆う岩のひび割れ(クラック)が、単純なパターンの繰り返しではなく、1か所ずつ形が異なっています。腕・胸・脚・首まわりで岩のサイズ感や割れ方が変わっており、量産品でここまでやるのかという完成度。
塗装はオレンジブラウンをベースに、影になる溝部分をダークブラウンで落とし込む手法で、立体感がかなり出ています。写真映えも非常に良く、スマホで接写するだけでプロのような写真が撮れます。
顔の造形について
顔は岩の塊という造形上、俳優の顔立ちを再現するのが難しいキャラクターですが、ザ・シング特有の目の形や口元のラインはしっかり押さえられています。眉間のシワの入り方など、「怒っているわけではないが威圧感がある」という絶妙な表情になっています。
正直、顔の再現度ではMr.ファンタスティックのほうが俳優に似ていますが、ザ・シングはそもそも「岩の顔をどこまで作り込めるか」という勝負なので、このクオリティは十分すぎます。
可動レビュー:ゴツいのに動く、は本当だった
購入前の不安のひとつが「あんなにゴツい見た目で可動域はちゃんとあるのか」でした。
結論から言うと、思ったより全然動きます。
- 肩:前後・上下ともに自然に動き、パンチを繰り出すポーズが決まる
- 肘:しっかり90度以上曲がる
- 腰:ひねりが入るので構えポーズが自然になる
- 膝:曲げられるので片ひざをつくポーズも可能
- 首:上下左右に動き、見下ろし・見上げポーズが作れる
特に首の可動が優秀で、「巨人が小さい敵を見下ろしている」という構図が自然に作れます。この写真が撮れるだけで購入した価値があったと感じました。
一方、足首の可動はやや固め。岩のディテールを優先した造形のため、接地面の調整には少しコツが要ります。倒れそうになるわけではありませんが、傾いたポーズを維持させるときは注意が必要です。



FF4メンバーと並べてみた感想

同シリーズのMr.ファンタスティック・インビジブル・ウーマン・ヒューマン・トーチと4体を並べたときの満足感は格別です。
チームの盾役としての存在感がフィギュアでも完璧に再現されており、「このメンバー表、完成した」という達成感があります。個人的には、ザ・シングを真ん中に置いてリードを隣に配置すると、チームのリーダーと盾役というバランスが棚の上でも感じられてとても気に入っています。
4体を揃えるのはそれなりのコストがかかりますが、揃えた価値は間違いなくあります。
良かった点
- 岩肌の造形・塗装クオリティが期待を超えていた
- 見た目に反して可動域が広く、ポージングの幅が大きい
- FF4メンバーと並べたときの迫力が別格
- 自立安定性が高く、スタンドなしで飾れる
- 接写写真が映える造形で、フィギュア撮影(オモ写)に最適
気になった点
- 付属品が交換ハンドパーツ1種のみとやや少なめ。岩の破片エフェクトや拳を振り上げたエフェクトパーツがあればさらに良かった
- 足首の可動がやや固く、接地調整に慣れが必要
- 他のメンバーより価格が高め(サイズが大きいため)。購入前に価格を確認しておくことを推奨
- 岩のひび割れ部分に塗料が溜まりやすく、一部で塗りムラが出ていた(個体差の可能性あり)
こんな人におすすめ
- ファンタスティック・フォーのコレクションを揃えたい人
- マーベルレジェンドで「存在感のある1体」を探している人
- フィギュア撮影(オモ写)を楽しみたい人
- 「大きくて圧倒的な造形のフィギュアを飾りたい」という人
総評:チームの盾、フィギュア棚の主役
購入前は「他のメンバーと並べたときにサイズが浮かないか」が一番の心配でしたが、実際に揃えてみると、ザ・シングがいることでチームとしての説得力が段違いになりました。
岩肌の造形クオリティは量産品として十分すぎるレベルで、可動域も思ったより広く、ポージングの自由度が高い。付属品の少なさは惜しいですが、フィギュア本体の完成度でそれを補って余りある一体です。
ファンタスティック・フォーのメンバーを少しでも揃えようと考えているなら、ザ・シングは外せない存在。手に取った瞬間に「買って良かった」と感じる重量感と存在感がここにあります。


